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スタッフブログ 2017年03月08日
まだまだ寒い日もありますが、春の暖かさが感じられる時季になりましたね。そんな春先によくみられるのが、猫の尿路閉塞です。
冬の間、動かずにじっとしていることが多く、あまり水も飲まず、おトイレにも行かず・・・という状態が続くと、膀胱内が尿結石ができやすい環境になりがちです。膀胱内に結石があると、粘膜を傷つけて血尿が出たり、頻尿になったりといった症状が出てきます。最も怖いのが、小さな結石や膀胱炎によるさまざまな産物が尿道に詰まり、尿が出なくなってしまうことです。尿道が細くて長いオス猫に、特に多くみられます。排尿ができないと急性腎不全の状態に陥り、命にかかわることもあります。
いつもより頻繁にトイレに出入りする、トイレ以外で排尿してしまう、お尻まわりをやたら気にしているなどの行動が見られたら、ぜひ早めに受診されることをお勧めします。猫ちゃんを連れてくるのは難しいということであれば、まずはお電話でのご相談でもかまいません。
また、多頭飼育の場合、自分専用の落ち着けるトイレがないといった理由で膀胱炎になることもあります。基本のトイレの数は、頭数プラス1個です。ご参考までに・・・
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