
9:00~12:00 / 15:00~19:00 ※日曜・祝日は18:00まで
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スタッフブログ 2017年12月08日
年末ともなると何かと慌ただしい日々が続きますね。この時期、年内のうちに済ませようということで(?)駆け込み手術が多くなる印象があります。その中には避妊・去勢の手術ももちろんみられます。
ところで、皆さんは避妊についてどうお考えでしょうか(今回は避妊のお話に限らせていただきます・・)。病気でもないのに体にメスを入れたくない、自然のままにしておきたい、という方もいらっしゃるかと思います。しかし、7~8歳頃になるとかなりの割合で子宮蓄膿症を発症しているのが現状です。
犬の場合、発情終了後1~2ヶ月の間(この時期は発情休止期と呼ばれる)に発症することが多く、長期間のプロジェステロン分泌が関与しているとされています。症状としては、元気・食欲の低下、多飲多尿、外陰部からの分泌物(排膿)などがあります。内科療法はどうしても子どもを必要とする場合に限られ、5歳以下に適応されます。当院では外科的療法として子宮・卵巣摘出術を実施しています。
猫の発症は、犬に比べると極めて少なく、これは交尾刺激がないと発情休止期に至らないためと考えられます。しかし、全く発症しないということではありません。
子どもを産ませないのであれば、病気になってから手術をするよりも健康なうちに予防的に手術をしておくことを、是非お勧めします。
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