9:00~12:00 / 15:00~19:00 ※日曜・祝日は18:00まで
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スタッフブログ 2022年03月11日
東日本大震災から今日で11年です。
今日はペットのための防災対策について少しお話したいと思います。
以下は、実際に避難した方が大切だと思ったことです。
①フードの確保
ペット用のフードは需要が高く、すぐに売り切れてしまいます。
実際災害にあった方は、車でいろいろなお店を回ってどうにか購入できたそうですが、種類まで選べるほどの余裕はなかったそうです。
療法食など、特定のフードしか食べない子であれば、災害に備えて非常食を確保しておきましょう。
避難所に支援物資が届くまでに5日かかる事も。最低でも5日分のフードを用意しておくと安心かと思います。
②避難時にはキャリーバッグを使用
いざ避難指示が出た時に、抱っこでは驚いて逃げてしまう子もいます。
小型犬や猫であればキャリーバッグに入れて移動するのが良いでしょう。
日頃からキャリーバッグに入っても大丈夫なように練習しておくのも大切です。
③ペット受け入れ可能な避難所を調べる
各自治体によっては、ペット受け入れ不可な避難所もありますので、受け入れ可能な避難所を調べておきましょう。
他に、家族や親戚に預け先があるかも確認しておくのも良いと思います。
今回はごく一部の対策の紹介でしたが、この他に、いつも服用している薬をすぐに持って行ける準備。
日頃のワクチン接種やノミマダニ予防(避難所に設置された動物シェルターに預ける際に必要なこともあるそうです。)などまだまだたくさんあります。
環境省から【災害時におけるペットの救護対策ガイドライン】【人とペットの災害対策ガイドライン】などが作成されていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
※人とペットの災害対策ガイドラインは当院の待合室にもありますのでいつでもお読みいただけます。
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